より良いスペース作成のために

基本操作

みなさん、こんにちは。 リモートワークツール「Gather Town」公式日本パートナー事務局です。

スペースの作成をより効率的に進める際には、複数のビルダーを追加してスペースの編集を行う方法が効果的です。

今回は、複数人でスペースを出材する際の心構えに関して解説を行っていきます。

スペースデザインの効率的な方法

マップメーカーで同時に同じマップでビルダーを操作することはできないため、ビルダー同士でうまくコミュニケーションを取りながら進めていく必要があります。 1人が「保存」ボタンをクリックすると、他のビルダーによって作成された同時編集が上書きされます。 

Gatherデザインの原則

Gatherでのスペースデザインの原則として下記を想定しておくと非常にイメージが湧きやすくなります。

  • どのような目的のスペースなのか、わかりやすく強調しましょう。
    • 歩くことができる場所とできない場所を明確にします。(ドア、壁、床などの視覚的なインジケーターを使用します)
    • オブジェクトと対話できる場合とできない場合を明確にします。(たとえば、対話型オブジェクトのプロンプトテキストをカスタマイズします)
    • ラグ、テーブル、またはその他の視覚的なインジケーターを使用して、プライベートエリアを明確にします。
  • 全てを説明するのではなく、ゲストが探索できる余地を残しましょう
    • ゲストがどこに行き、どのようにスペースをナビゲートするかを知ることができるように十分な情報を提供しますが、ゲストが探索できるようにします。
    • ゲストがスペースに積極的に参加してくれるか否かは、受動的な説明からではなく、能動的な探索や気付きから起こります。
    • 特定の反応を誘導するときは、視覚的な興味を作成して、ある画面から次の画面に自然に人を引き寄せる方法が効果的です。
      • どちらの方向に進むべきかを人々に伝えるために看板に頼る等
  • ゲストの相互作用を計画します。
    • ビデオ、オーディオは、全員が相互に接続するプライベートエリアを除いて、別の人の5タイル以内で接続を開始します。
    • ビデオ、オーディオは、他の人から2タイル以内離れている場合に最も鮮明になります。
    • 同時に25人以上のビデオ、オーディオに接続すると、コンピューターにかなりの負担がかかります。
    • グループディスカッションは、通常4〜5人の参加者で行うのが最適です。そのため、テーブル、椅子、壁、カーペットを使用して、視覚的および空間的に小規模なグループの集まりを奨励します。

サイズ

  • Gatherスペースは、32×32 ピクセルのタイルで構成されるグリッド上に設計されています。
  • マップの最大サイズは3200×3200 px(100 x 100タイル)です。スペースには複数のマップを含めることができます。
  • バックグラウンドをアップロードする場合、ファイルは3MB未満である必要があります。
  • 予想されるゲストあたり約20〜40タイルを計画します(1人あたり25タイルの正方形に対して約5 x 5タイル)
    • 例:200人のイベントの場合、合計面積は4000〜8000タイル(200人で一人当たり20タイル~40タイル)が必要になります。 
  • 同時にスペースに入ると予想される人数を見積もります。デフォルトのスポーン場所に十分なスペースを確保して、人々が隣同士または重なってスポーンしないようにします。 
  • スペース上のキャラクターの高さは30〜36ピクセルで、その上のタイルと重なります。

複数のスペースを接続する

まず初めに

Gather上で500人を超える大規模なイベントを検討する場合、プレゼンテーションや卒業式などを視聴することは、Gather上で可能ですが、これを成功させるには複数のテクノロジーを組み込む必要があります。

 Gatherでは現実世界をバーチャル上で独特の世界観で再現します。その為、一度の場所に実世界で500人が集まった場合を想像するとわかりやすいのですが、いかに混沌としてストレスを感じるかがイメージできるかと思います。

もし、スペース利用の目的が、他の人とつながり、円滑な会話をすることである場合、より小さなグループの会話を促進するスペース設計を行うことをおススメします。

これを実現する為には、小さな小会議室と会話エリアを備えたスペースを意図的に作成し、大規模なイベントでこのような設計を行う場合には、出席者を先制的に異なるスペースに分割することです。

デザインの側面

現在、ギャザースペースは最大500人の最大収容人数に制限されています。 500人以上の同時参加を計画している場合は、複数のスペースを設計して接続し、より大きなイベントに対応できますが、その際、次の事項に気を付けてください。

  • 各スペースを他のスペースと構造的に同じように設計する
    • 一度に全員が同じ場所に集まることがないように構造上の工夫をしてください。例えば下記のような方法がおススメです。
      • 個々のスペースすべてに同じ設備とツールをできるだけ多く提供する
      • 使用を埋め込むための同じビデオオブジェクト ライブストリーム (または事前に録音されたプレゼンテーションに同期されたテレビを使用する)すべてのホールで同じオブジェクトなので、どのスペースにいるかは関係ありません。
      • 少人数のグループでの交流を促進するために、部屋と小さな会話エリアを分割する。
      • 視覚的にゲストが今どこにいるのかを分かりやすくする工夫をする(小分けにされた部屋に名称を付ける等)
小グループでの会話を促進するために、多くの分割された部屋とテーブルがある会議スペースの例。 

参加者が自分自身を方向付けるのに役立つ

  • ハブアンドスポークモデル
    • 大人数での利用の際には、上記のマップモデルを参考にしてスペースを接続します。各スペースからすべてのマップの同じ場所にある中央ハブスペースに1つのポータルを使用します。 
    • ハブスペースは基本的にソーシャルスペースにしますが、イベントに不可欠ではありません 
    • ポータルセントラルハブは、参加者が最初に行く可能性が最も低い場所に配置するのが理想的です。
      • 以下の例では、参加者は最初にマップの中央下にスポーンされます。上昇と両側に視覚的に探索してみたくなる興味深い領域があります。中央の「ハブ」への入り口は、参加者が現れる場所のすぐ南にあり、視覚的に「出口」またはスペースからの出発を視覚的に伝えます。

上記のような設計を行うことで、大人数の参加者がスペースに集まった際にも細かく指示を出さなくとも視覚的、感覚的にどのような立ち振る舞いが求められているのかを理解しやすくなり、混乱を避けることが出来るようになります。

いかがでしたでしょうか?

大人数でのイベントの開催は想像以上に難しいものがありますが、何度も試していく中で効果的な運用方法を見つけていくことが出来るでしょう。

是非楽しみながらトライしてみてください。

それでは今回はここまで。

次回も、どうぞお楽しみに!

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