グラフィックの設定

基本操作

みなさん、こんにちは。 リモートワークツール「Gather Town」公式日本パートナー事務局です。

前回に引き続き、今回も快適なGather上でのコミュニケーションを行うための設定に関して解説を行っていきます。今回は外観などのグラフィックに関する設定を中心に解説していきますので、どうぞお楽しみください。

外観の設定(Appearance)

スペース内にいるときに、表示される内容に関して、関連する設定を変更するには「設定」を開き「ユーザー」タブから「外観」を選択します。

〇ベータ機能

Gather本社が開発及びテストをしている機能を最も早く体験することが可能です。その際にはベータ機能をオンで設定を行ってください。

〇スマートズーム機能

スペース内デフォルトの設定では、スマートズームがオンになっており、ブラウザのウインドウサイズに合わせてスペースの最適なサイズとなるように設定されています。スマートズームの設定をオフにすることでスペースの表示を主導で制御することが出来ます。

〇手動マップズーム

スマートズームがオフになっている場合、マップの表示を主導で調整できます。スライダーでパーセンテージ、またはポイントを選択することで微調整が可能です。スマートズームをオフにすることで、スペースの表示を最大400%まで手動で制御することが出来ます。


※ブラウザのズーム機能を使うと、ナビゲーションメニューやウインドウを含む全体が拡大、縮小されてしまいますが、主導ズームを使用するとスペースの表示拡大、縮小されます。

〇モーションを減らす

スペースのデフォルトの設定では、モーションを減らすはオフになっています。この設定をオンにすることで、画面に表示されるアニメーションの量が制限されます。これによってパフォーマンスが向上する可能性があります。

〇名前のラベルサイズ

スペースのデフォルトの設定では、名前のラベルサイズは12ピクセルに設定されています。スライダーをドラッグするか、スライダーで指定されたフォントサイズのいずれかを選択することで、フォントサイズを手動で調整することが出来ます。

〇一定の名前サイズ

スペースのデフォルトの設定では、一定の名前サイズの設定がオンになっているため、マップをズーム表示してもアバターの名前ラベルに同じサイズが表示されます。この設定をオフに切り替えることで、名前ラベルがマップのズームレベルに合わせて自動でサイズ変更できるようになります。

〇ツールチップのラベルサイズ

デフォルトでは、ツールチップ(オブジェクトを選択する際に表示されるメッセージ)のラベルサイズは13ピクセルに設定されています。スライダーをドラッグするか、スライダーで指定されたフォントサイズのいずれかを選択することにより、ツールチップのフォントサイズ手動で調整できます。また、一定のツールチップサイズにおいてもデフォルトでオンになっているため、こちらもオフに切り替えることで、マップのズームレベルに合わせて手動でサイズの変更ができるようになります。

グラフィックの設定(Graphics)

スペース内でグラフィックの設定を変更するには「設定」を左にあるナビゲーションメニューから選択し「ユーザー」タブから「グラフィックス」タブを選択することで設定を変更することが出来ます。グラフィックを変更することで動作のパフォーマンスを向上させることが可能です。

〇ハードウェアアクセラレーション

スペース内のデフォルト設定では、ハードウェアアクセラレーションはオンになっており、Gatherへ画像などを読み込む際に動作が遅いなどの問題が発生した場合にはこの設定をオフに切り替えてください。

〇フレームレートの制限

スペース内のデフォルトの設定では、1秒当たりのフレーム数が最高のレベルで表示されています。スライダーをドラッグしてフレーム数を下げることで動作のパフォーマンスが向上する場合があります。

表示の設定

〇近接時のオーディオとビデオ

Gatherでは近接ビデオチャットを使用しているため、音声とビデオは、対象となる人に近づくと鮮明になり、離れるとフェードアウトします。相手から5タイル分離れた距離にいる場合、相手とのチャットが繋がり始め、お互いが2タイル以内にいるときに完全にチャットが繋がる仕様となっています。

<例外>

例外として下記のような状態のときは近接ビデオチャットの機能は発生しません。

・プライベートエリア:同じプライベートエリアに存在する相手全てとチャットが接続します。

・クワイエットモード:クワイエットモードに設定を行うと、1つのタイルの内にいるだれかのオーディオのみに接続されます。

・ゴーストモード:ゴーストモードに設定を行うと誰のオーディオにも接続されません。

〇ビデオカルーセル

1つのコミュニケーションの場に複数人がいる場合、選択した数のビデオフィードが画面の上部に表示されます。表示されるビデオフィードの数は、ブラウザーの画面のサイズや画面の解像度によって異なります。表示されているビデオの左右にある矢印をクリックすることでビデオ間を手動でスクロールすることが出来ます。

※画像の両端にある矢印をクリックすると、ビデオカルーセル内を移動できます。グリッドの右上にある拡大矢印アイコンをクリックすると、グリッドビューに切り替えることが出来ます。

〇グリッドビュー表示を変更する

グリッドビューに表示されるビデオの数を増やしたり、現在表示されているビデオを拡大するには、拡大する矢印のアイコンを選択し、グリッドビューに入ることができます。グリッドビュー表示を行うことで、最大16本のビデオ/画面共有がグリッド形式で表示されます。グリッドビューを終了するには、グリッドの右上にある折り畳み矢印アイコンを選択します。

※グリッドビューを表示している時に、画面の右上隅にあるボタンをクリックすると、通常のビデオカルーセルに折りたたむことができます。

〇ビデオの優先順位付け

進行中のグループ会話に誰かが最初に参加すると、ビデオカルーセルの最後に表示されます。最後に参加した人物が会話している際に、スクリーンに表示がされていない場合、会話を行っている人物が自動でカルーセルに表示されます。要は会話の中で最もアクティブなものが優先的に表示されるようになっているため、一目で誰が現在会話をしているのかを判断することができます。

〇ビデオの拡大

特定の相手のビデオ(もしくは共有画面)に焦点を合わせるには、その人のフィードをクリックします。そうすることで、残りのビデオは画面の左端に縦に並んで表示され、最大のサイズでビデオを閲覧することが可能です。

サウンド設定

〇ユーザーをミュートにする

他の人のオーディオまたはビデオフィードをオフにするには、その人のビデオフィードを選択しマイク、またはカメラのアイコンを選択することでミュートにすることが可能です。ただ、その際は他のユーザーに対してではなく、ミュート設定をした本人に対してのみミュートが行われるため、誰か一人の権限で対象者を全員からミュートの状態にすることが出来るわけではありません。

〇アンビエントノイズ

海の波やカフェのおしゃべりなど、スペースにアンビエントバックグラウンドノイズを追加することができます。こちらはサウンドエミッターまたはサウンド付きのオブジェクトをスペースに手動で追加することが出来ます。

〇追加サウンド

エフェクトを備えたサウンドエミッターまたはオブジェクトをスペースに追加する場合は、オブジェクトピッカーを開きます。検索バーに「サウンド」と入力するか 左のナビゲーションメニューから「サウンド」「オブジェクトピッカー」「配置するオブジェクト」を選択して、スペースに追加します。

※オブジェクトの横にあるスピーカーアイコンは、オブジェクトに効果音が埋め込まれていることを示します。

〇サウンドレベルの調整

サウンドエミッターまたはサウンドのあるオブジェクトをスペースに配置すると、キャラクターがオブジェクト/エミッターに近づくにつれてノイズが大きくなり、離れるにつれてフェードします。周囲のノイズのサウンドレベルを手動で調整する場合は「設定」を開き「ユーザー」を選択し「オーディオ/ビデオ」の下の「SFXボリューム」スライダーを使用してマップ内の全てのサウンドのノイズレベルを調整します。

〇サウンドの削除

エミッターまたはサウンド付きオブジェクトを削除する場合、左のナビゲーションメニューから「ビルド」を選択し「消去」タブを選択するか、マップメーカーに入り、削除したいオブジェクトが選択されている時に「消去」ツールを選択して使用します。その後「保存」を選択することで変更を反映させてください。

※サウンドオブジェクトをクリックし削除します。また、サウンドオブジェクトを削除することが出来るのは管理者とスペースのビルダーのみとなります。

いかがでしたでしょうか?

細かな設定を変更することでよりストレスなくGatherを楽しんでいただくことが出来るかと思います。

次回は画面に対しての細かな設定を解説していきます。

どうぞ、お楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました