みなさん、こんにちは。 リモートワークツール「Gather Town」公式日本パートナー事務局です。
実際にオフィス利用を開始する前には、まずはデモンストレーションを実施するのがおすすめです。普段の生活を同じようにGatherを活用するには、習うより慣れろ、の発想で、まずは数多く利用する必要があります。
今回は、デモンストレーションを実施する際の手順や注意事項を中心に解説を行っていきます。
キャラクターの作成
スペースに入室するための最初のステップは、スペースで自分を表現するキャラクターをカスタマイズすることです。これは、海賊に扮したり、キャラクターの服やアクセサリーをその日に着ているものに合わせて変更したりするだけではなく、自分自身の個性を自由に表現することができます。
オフィスに入るときは、メンバーにキャラクターをカスタマイズするように勧めてください。
独創的な名前を使用するか、新しいメンバーが誰であるかがわかるように、本名を使用するか、は事前に統一しておくことをおすすめします。
A / V入力
スペースでのプレビュー画面には、アバターのプレビュー、ビデオフィードのプレビュー(身だしなみをチェックするため)、およびカメラのオプションが表示されます。マイク、スピーカーの設定を行ってください。
キャラクターとビデオフィードのプレビューが表示され、カメラ、マイク、スピーカーの入力を制御できます。
デフォルトでは、別のウィンドウに移動すると、ビデオとオーディオが自動でオフになります。この機能は自動アイドルミューティングと呼ばれ、この機能をオフにすると、別のウィンドウを表示していても相手に話しかけることができます。この設定を制御し、カメラ、マイク、またはスピーカーのオプションを編集するには、 Ctrl + P (Cmd + P)から 設定を変更してください。
オフィスのツアー
全員がキャラクターを作成してバーチャルオフィスに入ったらオフィスツアーを開催してみましょう。
参加者リストで名前を選択し、「リードへのリクエスト」を選択することで、オフィス内を案内できます。あなたの要求を受け入れると、彼らのキャラクターは自動的にスペースであなたを見つけてあなたに付き添うので、自動でツアーを行うことが出来ます。また、手動でフォローしてもらうと、キーボードのWASDまたは矢印キーを使用して移動するコツをつかむことができます。
メンバーのデスクとチームメンバーの場所、および会議室とコワーキングスポットの場所を案内してみましょう。
スペースの装飾
スペースの案内が終わったら、メンバーにデスクやチームエリアの装飾をお願いしてみましょう。装飾する権限は、グローバルビルドをオンにするか、スタッフに ビルダーの役割を与える必要があります。
スペース管理者はグローバルビルドをオンにできます。これにより、スペース内の誰でもオブジェクトを追加できます。
メンバーと話す
Gatherの最も魅力的な要素の一つが、バーチャル上での自然なコミュニケーションです。他のツールとは異なり、バーチャル上で相手と会話をする際に、自分がしていることをやめたり、同僚とカレンダーを確認したり、予定を示し合う必要はありません。誰かの机に向かって歩いていつも通りに会話を開始するか、コワーキングエリアに座って共同作業を行うことで自然な会話を楽しむことが出来ます。また、プライベートエリアを活用することで、周囲の人の仕事を邪魔することなく、1対1またはチームとチャットすることもできます。 その為の機能としてGatherには下記のような仕組みがあります。
A / V近接
誰かの5タイル以内にいる場合に、そのA/Vフィードに接続します。彼らに近づくと、実際の生活と同じように、彼らの声がはっきりと聞こえます。この機能により、Gatherは、廊下で同僚にばったり出会い、会話が発生するといった自然な経験を再現します。
プライベートエリア
プライベートエリアでは、スタッフは同じプライベートエリアにいる他の人とのみ、コミュニケーションをとることができます。そのため、デスクやプライベートエリアの2人用テーブルの食堂にいる場合は、他の人の会話を邪魔しているか、静かな時間を邪魔しているかを気にせずに会話をすることができます。
フォロー
Gather内で特定の相手をクリックして彼らをフォローすることができます。相手がスペースのどこにいるのかわからない場合や、まだ操作がおぼつかない場合に非常に役に立つ機能です。
マップ上で検索
誰かと話す必要があり、その人がデスクにいない場合は、 参加者パネルを開いて名前をクリックし、「マップ上で検索」をすることができます。相手を自動的に追跡するので、お目当ての人がスペース内のどこにいてもその人の下へ駆けつけることができます。
エモート
会話や会議で挨拶したりコメントに返信したりする際にエモート機能を使って、簡単なリアクションを送ることが出来ます。下部のアクションバー または1〜6キーのキーボードショートカットを使用するだけで様々なリアクションが可能です。
クワイエットモード
集中して作業を行う必要がある場合は、クワイエットモード(Ctrl / Cmd + U)を使用できます。クワイエットモードをオンにすると、名前の横にあるステータスライトが赤に変わり、外部からの音声を拾わなくなります。
ゴーストモード
他の人の会話を中断せずにスペースを歩きたい場合は、ゴーストモードを使用できます(「g」を押し続ける)。ゴーストモードでは、人を簡単に通り抜けることができます(これは、会議に出入りするときに入り口が混雑している場合にも便利です)。
ステータスメッセージ
チームメンバーはステータス機能を使用して、自分のアクティビティまたは気分についてお互いに簡単な情報を表示することが出来ます。
ステータスを追加または編集するには、 下部のアクションバーからメニューを開き、「テキストステータス」のフィールドを表示します。テキストを入力すると名前の下にメッセージが表示されます。
スタッフにステータスを設定するように促します。ステータスは名前の下に表示されます。
トラブルシューティング
必要に応じて、メンバーがトラブルシューティングできるように準備してください。トラブルシューティングの内容は下記の記事を参考にしてみてください。(リンク)
いかがでしたでしょうか?
今回は簡単なデモンストレーションをご紹介しましたが、なにより楽しみながらGatherの機能を利用してもらうことが一番の近道になります。
その為にはGather上で様々なイベントを企画したり、コミュニケーションを行ったりと根気強く利用を促す必要がありますので、是非楽しみながら活用してみてください。
それでは今回はここまで。
次回もどうぞお楽しみに!
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