みなさん、こんにちは。 リモートワークツール「Gather Town」公式日本パートナー事務局です。
Gather上での体験をより楽しくするための重要な要素の一つに、自分たちのお気に入りのスペースをカスタマイズできる点があります。
長く利用し、愛着を持って利用できるようなスペースを作る為にスペースのカスタマイズの方法を下記にまとめました。
是非、概要を理解して、少しずつでも自分たちのお気に入りのスペースづくりに活用して下さい。
用語の説明
- スペース: Gatherで作成された自己完結型の仮想化された世界。スペース毎に関連付けられたURLがあります。
- 部屋: スペース内の個々のマップ。 (部屋とマップは同じ意味で使用できます。)各部屋/マップはスペースに属しますが、一部のスペースには部屋が1つしかありません。 注: 一部のスペース(2〜25人のユーザー向けに設計されたテンプレートの多く)は、壁やドアで示されるように、複数の「部屋」を持つ個別のマップとして設計されています。
- 背景: マップの最下層。Gatherスペースはサンドイッチのような構造で作られています。背景はサンドイッチの下のパン、キャラクターとオブジェクトは間の具材、前景はサンドイッチの上のパンをイメージしてください。各部屋には1つの背景があります。
- 前景: マップの最上位レイヤー。これは、キャラクターがオブジェクトの下/後ろを歩くことを可能にするオプションのレイヤーです。
- タイル効果: マップにインタラクションまたは動作を追加するために、個々のタイルまたはタイルのグループに適用される設定を指します。
- オブジェクト: オブジェクトは、スペースの背景画像の上に、スペースに配置できる画像です。
スペースのカスタマイズのプロセス
Gatherのカスタムマップの作成は、次の4つのステップのプロセスで行われます。
- スペースの作成:Gatherのアプリケーションのオームから新しいスペースを作成します。あらかじめ何種類かのテンプレートから開始することも、白地図で最初から開始することもできます。既存のスペースに部屋を追加することもできます。
- 背景(およびオプションで前景)を作成する:作業している部屋のレイアウトとスタイルを作成します。
- タイル効果の追加: Gather上で、キャラクターの歩行を許可する場所(壁など)や、アバターが特定のタイルの場所に入るときに発生するその他の特殊効果を設定します。
- オブジェクトの追加:椅子、テーブル、インタラクティブTV、ゲーム、ホワイトボードなどスペースの利用目的に合わせてオブジェクトを設置します。
スペース の作成
スペースを作成するときは、任意のテンプレートから選択するか、空白のスペースから始めることができます。
完全にカスタムのスペースを作成するには、テンプレートの選択の際に、「空白から開始」を選択します 。
- 空白から開始を選択した場合、独自の背景画像をアップロードするか、背景画家(ベータ版)を使用して背景の画像を作成する必要があります。
- 空の部屋のテンプレートのいずれかを選択した場合、最初に25~50(中)または2~25(小)に対応するように設計されたマップ内に壁と床が用意された状態からスタートします。次に「ナビゲーションメニュー」から「ビルド」を選択しマップメーカーを開いてスペースの編集を行ってください。
背景の作成
背景はマップメーカーから作成されます。現時点で背景を作成するには、背景ペインタを使用する方法と独自の画像をアップロードする方法の2つがあります。
背景ペインタ「ベータ版」
背景ペインタは、マップに独自の壁や床を描くことができるマップメーカーのツールです。
背景ペインタを使用するには、マップメーカーを開きます。情報のメニューにある「壁と床」を選択します。選択後、警告メッセージが表示されますが「はい」を選択して背景ペインタを開きます。
まずは、壁を描くことから始めて、壁が構築された後に床を埋める方法がおススメです。
壁ツールを使用するには、マウスを直線でドラッグするだけです(壁の高さは1タイルのみで、ツールによって奥行きが自動作成されることに注意してください)
フロアツールの使用はマウスをマップ上でドラッグするだけで、床が塗りつぶされます。
作成が完了したら情報のナビゲーションメニューから「完了」「保存」を選択します。
カスタム背景
Gatherの外部でカスタム背景(および前景)を作成してから、マップメーカーにアップロードすることもできます。マップメーカーからハンバーガーメニューを選択し、次に「背景と前景」を選択し「背景」 または「前景」を選択します。
カスタム背景の使用
任意の写真編集プログラムを使用して、背景画像と前景画像を作成できます。画像は次のような設定となります。
- pngまたは.jpgファイル(透明度のために前景はPNG形式を使用する必要があります)
- 32×32ピクセルのタイルシステムに合わせて拡大縮小します(したがって、高さと幅は両方とも32の倍数である必要があります)
- ファイルは3MB未満で作成ください。
- 画像の寸法は3200×3200ピクセル未満である必要があります。
- 前景と背景は同じ寸法である必要があります。
タイル効果
フロアに追加するタイル効果を追加して、キャラクターがスペースとどのように相互作用できるかを管理します。
例:
- 人々が壁や彫像や噴水などの装飾品を通り抜けるのを防ぐために、通過できない効果を追加します。
- スポットライト効果を利用して誰かが部屋の全員にアナウンスを提供できるようにします。
- ポータル効果を追加して、指定の部屋に移動できるよう設定します。
オブジェクトの追加
スペースにさまざまなオブジェクトを追加して、お気に入りの空間を作成しましょう。オブジェクトピッカーからさまざまなオブジェクトを利用可能です。また、独自の画像アセットをアップロードすることもできます。
いかがでしたでしょうか?
お気に入りのスペースを作成して、より快適なGatherの活用に是非お役立てください。
それでは今回はここまで。
次回も、どうぞお楽しみに!
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