Gather Town(ギャザータウン)での道案内を行う方法

基本操作

みなさん、こんにちは。 リモートワークツール「Gather Town」公式日本パートナー事務局です。

とても広いスペースを作成した際に起こるケースがあるのですが、ゲストをスペースに招待したはいいものの、どちらに向かえばいいかわからなずスペース内で迷子になってしまうことがあります。

簡素でシンプルなスペースの作りであれば必要ないかもしれませんが、多少入り組んだ構造にしたり、またイベントの中で敢えてガイドを付けずに、視覚的に向かう先を指示する場合にはウェイファインディングオブジェクト(方向指針オブジェクト)がとても役に立ちます。

今回はウェイファインディングオブジェクトについてどういったものかという説明と、活用の仕方を中心に説明していきます。

ウェイファインディングオブジェクトの利用方法

オブジェクトピッカーの「ウェイファインディング (Wayfinding)」カテゴリから迷子防止の経路探索オブジェクトを選択することが出来ます。

いくつかの標準的な経路探索オブジェクトと、そのおススメの活用方法を下記に紹介していきます。

  • 相互作用の指示: 「オブジェクトと対話するには「x」を押してください」と書かれた案内のオブジェクトです。初めてスペースにログインし、オブジェクトの扱い方がわからないゲストに有効です。
  • 移動の指示: 「矢印キーを使用して移動する」という操作方法を指示するオブジェクトです。
  • プライベートスペースの指示 :「これらプライベートスペースです」というプライベートスペースのアナウンスを行うオブジェクトです。
  • ビデオ共有手順の指示:「 ビデオを共有するためには誰かに近づきます」という案内を表示します。スペース内でどのように相手とコミュニケーションを取ればよいのかを簡易的に説明することが出来ます。
  • 矢印: 上、下、左、右、または斜めに向いたチョークまたは単純な矢印を使用して、移動する場所または特定の領域(基調講演やブースホールなど)を示します。 
  • Bulletins and Kiosks: 直立したスタンドにメモ、ビデオ、または画像を追加します。ゲストは歩いて「x」を押すだけでコンテンツが表示されます。例えば、スケジュールを投稿したり、補足的な手順やチュートリアルを提供しようと思った際に最適です。  
  • 足跡: 歩くべき場所または、たどるべき道を示すために使用します。 
  • サインバック: カスタムテキストの背景を作成するために使用します。 
  • インジケーター: 外線通話アプリを追加して、外線通話に接続する場所や、部屋にブロードキャストする場所を示します。凡例で他のインジケーターを使用して、「青い領域は新しい友達に会うためのもの」や「ピンクの領域はスタッフの助けを借りるためのもの」などの情報を示すことができます。

経路探索テキストを活用し、スペース内での迷子を防ぎましょう!

カスタムテキストの追加方法

カスタムテキストを追加する場合は、オブジェクトピッカーからカスタムテキストを選択します。オブジェクトピッカーから「テキストの挿入」を選択し、フィールドにテキストを入力し、フォントサイズを調整します。 x、yでオフセットを調整して、タイルに対してフォントを表示する場所を制御することもできます。

カスタムテキストを追加して、より分かりやすいアナウンスにお役立てください!

警告: 現時点では、黒のサンセリフフォントのみが使用可能です。ラベルに別の色やフォントを追加する場合は、サードパーティの画像編集アプリを使用してテキストを作成し、背景が透明な.pngとして保存します。

経路探索のヒント

  • ロビーにオブジェクトを配置します。 入室時にゲストが表示されるスポーンエリアの近くに経路探索オブジェクトを配置して、ゲストがスペースに入るとすぐに確認できるようにします。ゲストが到着し、テキストを読み、他のユーザーの進行を邪魔することなく通過できるように、十分なサイズのスポーンエリアがあることを事前に確認してください。
  • ヘルプセンターを組み込んだ情報キオスクを追加する。  オブジェクトピッカーで「キオスク」を検索し、Webサイトが埋め込まれたインタラクティブオブジェクトにします。
  • 高コントラストの色を使用する。 ほとんどの経路探索オブジェクトには追加の色が用意されているため、背景とのコントラストがよくなる色を選択してください。

いかがでしたでしょうか?

参加者の人数が多くなればなるほど、行き届いたサービスを提供することが時には難しくなります。

そういった場合に、事前にある程度発生が予測される質問に対しての回答や天順といった内容は、オブジェクトに示しておくととても便利です。

是非活用して、スマートなGather運用にお役立てください。

それでは今回はここまで。

次回も、どうぞお楽しみに!

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