スマホ/タブレットでGather town(ギャザータウン)を利用する際に絶対に、知っておきたいこと。

基本操作

みなさんこんにちは!

2Dバーチャルメタバースツール「Gather Town」公式日本パートナー事務局です。

今や、オンラインでのイベントが当たり前になりつつある現代において、カスタマイズ可能なバーチャルスペースで複数人がアバターとして参加し、リアルタイムにコミュニケーションが可能なGatherは、会議やセミナー、カンファレンス等様々なイベントで利用されています。

そんなGatherを、スマホでもっと気軽に利用したいといった方も多いのではないでしょうか。

本記事では、スマホでGatherを利用する際の基本的な利用方法や、PCやタブレットで利用する際とどのように違うのか、を解説していきます。

それでは、どうぞお楽しみください。

スマホの基本的な操作方法

ログイン方法

PCと同様に、共有されているリンクから、もしくは自身のGatehrのホーム画面からスペースへのログインを行います。

Gatherを起動するブラウザが、適したものではない場合下記のような画面が表示されるので、起動するブラウザを変更してログインを試みてください。

スマホでのログイン失敗画面
タブレットでのログイン失敗画面

ビデオ/オーディオ設定

ログイン画面では、キャラクターのアバターの変更、名前の変更、ビデオ/オーディオの設定を行うことができます。ビデオとオーディオの設定は、画面右端のアイコンをタップすることで接続するデバイスやカメラを選択することができます。

アバター設定

キャラクターのアバターを変更するには、キャラクターのアイコンをクリックすると選択画面が開き、アバターの変更ができるようになります。

移動方法

Gatherの世界をスマホで移動する際には、画面上で目的地をタップするか、画面上の仮想コントローラーを進みたい方向に合わせてドラッグすることでキャラクターが移動します。

チャット方法

スマホでチャットを行うには、画面下の吹き出しのアイコンをタップしてチャットを行うことができます。

オブジェクトの展開

画面上のオブジェクトを展開するには、画面右下に表示される「×」をタップします。
画面上のオブジェクトに近づき、黄色に光ると自動で画面右下に表示されます。

設定

Gatherにログインした後で、キャラクターの名前やアバターを変更する場合、ビデオ/オーディオの設定を変更したい場合などは、画面左下の設定アイコンをタップして、変更することができます。

他にも、下記のような変更が可能です。

編集: キャラクターまたは表示名を変更します。

クワイエットモード: オーディオとビデオの接続を制限します。(この機能はリモートワークスペースでは使用できません。)

ホームに戻る:Gatherのホーム画面へと移動します。

A/ V(オーディオ・ビデオ)入力の変更: マイクとカメラの入力を変更します。

問題を報告する: バグレポートを送信する

リスポーン:スペースのスポーン場所に戻ります。

サインイン/サインアウト: Gatherアカウントにログインまたはログアウトします。

また、本内容は下記のリンクの記事でも紹介しておりますので、詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。

さて、スマホでのGatherの利用方法として、どうやら基本的な操作は可能な様子ですがいったいPCやタブレットで利用感に違いはあるのでしょうか。

下記に詳しく説明していきます。

スマホとPCの利用方法の違い

移動

すべてのデバイスで移動が可能です。スマホ、タブレットでの移動はキーボードではなく、画面をタップするか、ドラッグする方法となります。

近づいて会話

すべてのデバイスで相手に近づいて会話をすることが可能です。

アバターの変更

すべてのデバイスで自分のアバターの変更が可能です。

名前の変更

すべてのデバイスで自分の名前の変更が可能です。

チャット

すべてのデバイスでチャットの機能が利用可能です。

エモート

画面にエモートのアイコンが表示されず、スマホ、タブレットではエモートの機能が利用できません。

リード

スマホ、タブレットでは相手にリードのリクエストを送ることができません。相手からのリクエストはタブレットでのみ受け取ることが可能です。リクエストの受け取りは、デバイスの画面サイズに依存するため、スマホを横に持つことでリクエストの受け取りが可能となる場合があります。

フォロー

すべてのデバイスでフォロー機能の利用が可能です。

オブジェクトの展開

すべてのデバイスでオブジェクトの展開機能が利用可能です。

画面共有

スマホ、タブレットでは画面の共有ができません。相手のデバイスで共有された画面を表示することは可能です。

オブジェクトピッカー

スマホ、タブレットではオブジェクトピッカーの機能を利用することはできません。

マップメーカー

スマホ、タブレットではマップメーカーの機能を利用することはできません。

ウェーブ

スマホ、タブレットではウェーブの機能を利用することはできません。

相手からのウェーブもスマホ、タブレットでは表示されません。

デスク

スマホ、タブレットではデスクの機能を利用することはできません。

バブル

スマホ、タブレットではバブルの機能を利用することはできません。

ただし、相手がバブルをスタートした場合はバブルでの会話に参加することができます。

ゲーム機能

スマホ、タブレットではゲーム機能を利用することはできません。

※厳密には正しく表示ができないため通常のプレーができません。

ゴーカート

スマホ、タブレットではゴーカートの機能を利用することはできません。

このように、基本的にスマホとタブレットは同じ扱いとなっています。

一瞥すると、スマホ、タブレットではホストが利用する機能のほとんどが利用できないため、ゲストとしての利用はある程度問題なくできる事がわかります。

それでは、それぞれのデバイスの特徴を活かして、どのようなシーンで使い分けをしたらよいでしょうか?簡単にまとめてみましたので是非参考にしてみてください。

Gatherのスマホ利用が適しているシーン

バーチャルイベントへの参加(ウェビナー)・

ウェビナーへの参加はスマホでも十分に楽しむことができます。

一参加者として、来場者が集まりウェビナーの内容に耳を傾けている様子を視界に入れながら、共有される資料や音声を楽しむことができます。

難点を上げるとすると、共有されている画面を拡大することができないため、スマホの画面サイズによっては共有される資料が小さくて見えない…といった事態が起こります。

会社の会議への参加

ちょっとした会社の会議や打ち合わせに参加する場合は、スマホでも十分に参加することができます。移動中にGatehrでちょっと打ち合わせを…なんて時も、スマホで打ち合わせに参加して相手とコミュニケーションをとることができます。

ただし、画面の共有はできませんのでホストとしての会議や打ち合わせではなくゲストとしての参加が適していることでしょう。

ちょっとした交流会への参加

少人数の交流会やイベントに関してもスマホで楽しむことが可能です。

参加者同士スペースの中をテクテクと歩き回りながら気軽に交流を楽しむことができる他、ちょっとした資料やオブジェクトの展開も可能です。

Gatherのスマホ利用があまり適さないシーン

大規模交流会やイベント

大勢の交流会やイベントになると、参加者同士が密集することも想定されるので、そのような場合では画面の拡大ができないため、参加者の名前が複数に重なってしまいだれがだれかわからなくなってしまいます。

話しかけたい相手やスペースの全体像が把握しづらく、スペースが広い場合迷子になりやすいといった事態が発生するため、あまりスマホでの利用は向いておりません。

ゲーム大会(レクリエーションイベント)

非常に盛り上がるゲームイベントやレクリエーションイベントですが、残念ながらスマホでの参加はオススメしません。

画面の表示がうまくいかず、操作がしにくかったり、正常に動作しないものが多いほか比較的細かな操作が必要なゲームも多く、スマホの小さな画面では操作がしにくいためとなります。
ゲームを観戦する分には問題ありませんが、参加する場合はPCでの参加をオススメします。

普段の業務

自分のデスクにすわって、別のタブで資料を作成したりデータをまとめるといったデスクワークをGatherで行いたい場合、スマホで行うのはあまりオススメしません。

タブの切り替えがPCと比べスムーズではない他、デスクワークを行うにはスマホだと少々使い勝手が悪い為となります。落ち着いて作業しながら合間合間でコミュニケーションをとる場合はPCで、外出時やちょっとした打ち合わせの際にはスマホで、とうまく使い分けることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

基本的な操作はスマホでも可能ですが

・移動

・近づいての相手との会話

・チャットによるコミュニケーション

・オブジェクトの展開

といった操作は、多少PCと比べ操作性は劣るものの、問題なく利用できることがわかりましたが、一方で

・画面共有

・ゲームへの参加

・画面のズーム

といった、大勢での参加やGather上でのホスト的な動きにはまだまだ適していないということがわかりました。

是非、会議やイベントなどの利用方法に応じて適切な使い方をしてみてください。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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